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CaramelAntique |

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Posted by 染衣よしの on  | 

第496訓 春も冬も

拍手をありがとうございます!

WJにH×Hが復活してましたが、文字が多くてまともに読んでいませんw
新章の導入部分だからかもしれませんが、2話連続主人公ドコ~?

そういえばニコ動でもTVアニメでやってた「怒りのゴンさん」(敬称が必ず付いてるのがw)ネタが一時盛り上がってましたねw
更に、高さ43センチの「怒りのゴンさん」が早速商品化(フィギュア)されたようで、今週のWJでも紹介されてましたね。
集英社も調子にのりすぎwww(買う人どれくらいいるんだろう?w)

さて、続きから今週のWJについて語っております。長いです。す、すみませ。。。
銀月、近妙中心の萌え語りですので、同CP、月詠がお嫌いな方は閲覧をご遠慮ください。
ご気分を害しても責任は取れません。
 
 

 
 
 
読み手によって解釈が別れる締め方だなーと。

つまり、
「月詠の忍ぶ恋はこれからも続き、銀時はあくまでみんなの銀さんで、(予想通り)彼と月詠の間には何の進展もなかった」と受け取った方もいるでしょうし、私みたいに
「ん・・・・?」@BGMガンダムUCな感じに、銀月視点でムシロコレカラダ的に取った方もいるかもしれません。
後者については、この後、おいおい萌え燃え語らせていただきます。

まずは順繰りに感想をば。

冒頭は前回のラストのアレンジから始まります。
つまり、前回は、銀時が蛍を月詠に預けて「俺のハニー達はもう一輪たりとも散らせねェェェ!」だったわけですが、今回はそれに場面と台詞がプラスアルファされています。

これ、銀月的には地味にとても美味しいのですよネ♪

まず、銀時が蛍を月詠に預け、対空から二人と見合う形になります。
その時に、月詠の顔だけクローズアップされたコマがありますでしょう。

あれ見て、何かお気づきになりませんでしたか?(←ウゼエw

月詠が額から血を流してます。
どうして流血しているのか?
それまで一人で蛍と銀時を護るため、集中砲火を凌いでいた時の傷ですよね。

そして、それを見て、銀時は言ったのです。
「いい加減にしやがれ。人のハニーにズッコンバッコン好き勝手大砲ブチ込みやがって早漏ども」
と。

だから、ここのハニー=月詠なのですよ。
ハニー達って複数形ではないでしょう。単数形なんですよ。

しかも、彼の言う「ブチ込まれた大砲」のせいで怪我したんですよ、月詠は。
空中の銀時の足が月詠の方を向いてました。当然、銀時の顔は月詠に向けられ、彼女を見ていたんです。
そして、銀時は月詠が傷付いたことに対して怒ったのです。
(銀時は下から月詠を見上げていた時から流血は気づいてたかもしれませんが、わざわざ今週であのコマを配置したのは、空知先生が上記のことを読者に示唆するためのものと私は思っています)

男が自分のハニーを傷付けられて、怒りを露わにするなんて、燃えるし萌える展開じゃアありませんか。

更に続きの「ハニー達」には、広義で月詠や蛍、今、吉原にいる女性たち(神楽やお妙や九兵衛も含む)も含まれているかもしれませんが、やはり、前回からの話の流れ(月詠が女性を花に喩えた)を汲んでの台詞でしょうから、主に蛍と、自らも花を抱いていることを伝えた月詠のことを指していると、私は思いました。

銀時は月詠の気持ちを汲んで、お前の花は俺が守るぞ、と言ってくれているのです。
(但し、月詠の花=自分への恋心と受け取っているかは不明w)


こうして、銀時がカウンターを仕掛ける一方で、神楽と新八が砲台側を攻撃!
かっこいいですね、二人とも!
その後の、大砲に乗った神楽の「しのいだアルか」の台詞が仕事人風でキマってますね。

しかし、銀時は反動で吹っ飛ばされて建物に激突。
月詠も心配して銀時の名を叫びます。

けれど、本人は無事だったのですが、実はしのいだどころか、銀時が火種となって、館内に設置されていた惚れ薬に点火しまくりw
「ケツ毛までが天パ」にワロタw
地味に気にしてんだね・・・w

そして、煙幕ふたたび。
あわや愛染明王パンデミックの第二ラウンド開始か・・・!?と思われるが、冷静な蛍。

なんと、そこにあったのは愛染香ではなく、愛断香。
その名の通り、愛を絶つ香であり、惚れた相手を嫌いになる薬だったのです。
愛染香と併用すると、その効果を打ち消す効果があるようですね。(その後の信者達に対する後始末を見てると)

ここで、蛍の説明の台詞と共に、煙に巻かれた銀時と月詠が相対する図がくるわけですが、月詠が目をぎょっとさせた表情をしているのは、蛍の説明にびっくりしたのと、新たな薬の効果で、今まで過剰だった惚れモードが、煽り文句どおり「鎮静」して、冷静さを取り戻し、「アレ・・・」となった状態だったからではないかと。

対する銀時は、何時もの死んだ魚の目の無表情ですが、顔を顰めるわけでもなく、いつもの亡羊とした表情です。彼もまた過剰だった惚れモードが解除されたわけですね。

要は、愛断香そのものの効果で、お互いを嫌いあった状態ではなく、愛染香への打消し効果優先で、素に戻っただけなんですね。
素の状態=月詠は銀時に普通にホレてる、そして、銀時は月詠のことは嫌いじゃないんです。

しかも、この話が、愛染香による月詠→銀時の惚れモードから始まり、愛断香による月詠と銀時の解除状態で締めてるのもいいですね。
この流れからも、メインキャラでは二人の恋愛がらみのどたばたが主軸だったということが伺えます。(私的解釈ですよw)


さて、その後、蛍は捕えられ、座敷牢へ。
日輪が事件について語っています。

確かに蛍は自分が飛び終りるのを合図に、とある館を砲撃させました。
そこには愛染香の効果を打ち消す薬を満載していました。
動機の真相は分かりませんが、とにかく「蛍の計画通り」だったのですね。

つまり、蛍は、自分の起こした騒動の被害者達をそのままにして、道連れにするつもりはなかったのです。
素の状態に戻す積りではあったのでしょう。
もしかしたら、その”後始末”を用意しようとした思考は、常軌を逸して愛染明王にまでなってしまった彼女に残された、良心だったのかもしれません。

日輪は更に、暴走した蛍を救ったのが同期の月詠で良かったと言いますが、月詠はクールに、蛍には相応の責を負ってもらうと言うのです、この場では。
まあ、確かに、被害に遭った吉原の住人達の手前、(表向き)何のお咎めも無し、と言う訳にはいかないのでしょう。

それに対して、日輪は皆元通りになったのだからと、情状酌量を訴えますが、新八から静かにツッコミを受けます。

チェリーモード銀時を指してw


そうだねw

本当はすごく性というものに興味があるのに、不潔だの恥だのはしたないだのバリアを張って、自分を誘惑する女性を警戒してる状態だねw

神楽には「すけこましが逆転して極度の女嫌いの堅物」と言われていますが、日輪には「女に興味があってもビビって近付けないただのガチガチのチェリーボーイ」と見抜かれてますw

だって、広辞苑の乳房に赤線引いてるくらいだものw
月詠の格好やナイスバディに対しても、ほっぺた赤くして言葉詰まらせて「破廉恥」だの「裸族」だの「けしからん乳房」だの必死に言ってるんですからね。

乳房にチェック入れてるくらいだしね。
胸に興味あるんだね。
そしたら、目の前に、ぼぼーんとぼりゅーむのある月詠のおっぱいがあったら、そりゃあ~~気になるよね。
触りたくなるよね。ツッコミたくもなるよね。ガチチェリーボーイなら。

安心の銀月セクハラです。どうもありがとうございました(


そこへ近藤をぶっとばしてるお妙乱入w
往来で騎乗位けしからん(喜)って、こんな騎乗位でいいのかw

お妙も反動でストーカー近藤を殴りつけているのかもしれませんが、弟に「惚れられてた時とやってる事、何ら変わってないんですけど」とか言われてるしwwww

そうなんですよね。
近妙はいつもの平常運転なんですよねw

でも、ここでカマ化した近藤の台詞が可愛いw
「違うの、お妙ちゃん、私・・・ただお妙ちゃんと女同士手をつないだり、一緒にショッピングしたかっただけなの!!」ってねえ。
ほんとかわいいw
カマ化しても、お妙と仲良くしたいんですよ。大好きなんですよ。だから、散々つきまとった挙句、怒られてるんでしょ。

ブレないよな、本当に近藤って・・・
どんなにしても、こんなに惚れてくれる男はいないと思うよ、お妙・・・

そして、近藤は”お妙と自分は女同士”って言ってんのに、”男同士=衆道”だと言う銀時。
ヒドスw

更にあんなにチ●コ欲しがっていたのに、今度は恐怖の対象として狩り始める九兵衛w
(ここで近藤が妙ちゃん逃げろォォ!!」って言ってる近藤がかわいい。優しい!)

「どいつもこいつも前と何も変わってないよ!!好きと嫌いの感情は変わってもやってる事はバカ一辺倒だよ!!」のツッコミにワロタw

まあだからこそ、そこに真実があるのではと私は思ってしまうのですがw
特に近妙の関係にはね。

そして、逃亡の最中、何故か銀時と近藤がベッドインw

アホですかwwww

近藤の「ゴリラにも食えるバナナと食えないバナナがあるわね」って。
衆道を途中までやってみて引き返したっぽい?wwwwww
(そういえば銀時、ギャグではちょこちょこ煙草吸ってんのねw)

「お互い忘れよう」って・・・

銀時、あんたまた長谷川さんと同じ過ちを・・・w
本当にもうw

さて、その騒動から数日後でしょうか。
蛍に裁きが下り、月詠が蛍を牢から出します。
蛍は大人しくそれを受け入れる様子です。

そして、いつもの吉原の風景――
同期の二人はかつてのように、肩を並べて街を歩きます。

「あの頃とは色々変わっちゃったね。吉原も・・・私達も」

実際、そうですね。
吉原は鳳仙の支配から解放され、空も見えない閉塞された世界から、開放的な独立都市へと変貌を遂げました。
男を知らない禿(かむろ)だった少女は花魁にまで上りつめ、恋を知らなかった少女は恋を知ることになりました。

月詠は、蛍から「一番変わった」と言われます。
更に「だってあの月詠ちゃんに好きな人ができたんだもの」
って蛍も嬉しそうにね。

必死に薬のせいだと誤魔化す月詠ですが、蛍には、じゃあ何で顔を赤くするのかと、ツッコミを入れられていますw

更に、蛍が悄然と自分のせいで、「月詠の大切な人」を大変な事に巻き込んだことを詫びると、月詠は「だから、そんなんじゃ・・・」なんて言って否定し、彼について蛍が気にすることはないとでも言うように、銀時のことを語り出すんですが、本当に何とも思ってない相手について、そんなに滔々と語ることなんてないんですよ。しかも、意味深にね。

だから、大切な人=銀時って認めたようなものだと思うんですけどね。(蛍には分かってることだろうけども)

とにかく、銀時自身も、今更、最低の地位でゆらぐようなヤワな男でないと言いますw
だって、今話だけでも、女性を前にして、ビル屋上から放尿とか、普通に最低ですよw

さて、とにかく、蛍のツッコミが功を奏し!?、ここで月詠の本音が明らかにされます。

銀時は(一人の)女を幸せにできる類ではない。
どんな敵を前にしても(愛染明王にも屈しなかったですね)
どんな状況になっても(銀時は全ての女性を愛しました)
決して、一人のものにならないのだと。

そのくせ、いいえ、そんな男だからこそ、誰の心にも印象を残すんです。
銀時の魅力の影響は(腐抜きで)男女問わないと思いますが、ここでは敢えて女性じゃないかな。
心の中にいる=慕うって意味で。お妙や九兵衛、神楽やさっちゃんもそうでしょう。

恋愛感情の程度はあれ、月詠の知る女性達にとって、銀時は特別な存在なんです。
日輪にとってさえも。

誰も彼を独り占めすることはできない。
彼自身も、きっと一人に決められるような男ではない。(皆に対して一定の情を持って接しているから)

そういう風に、月詠は思ってるんです。認識してるんです。

だから、自分の心にずかずか入り込んできたくせに、決して自分のものにはなってくれない彼を、
そして、本心でもないくせに「お前が望むなら、俺はお前だけのものになっていいよ」とまで言った彼を、
そのつれなさを「最低だ」と評したのだと思います。

だってそうでしょう。

例えば、自分が好意を持っている男性が同じサークルにいて、彼は男女ともに人気者だとします。
特に女性にはもてるが、彼に本命はいない。
その彼が酒の席で、自分に告白をしてくる。しかし、本気じゃないことは、こちらは承知の上です。
そしたら、ひどいな、最低だなって思いませんか。
こっちは嬉しくて一瞬舞い上がるけど、本気じゃないことは分かってるから、明日になれば、酒の席の冗談だってことで流されるだろうなって思ったら、すごく切ないじゃないですか。

それと同じようなことだと私は思います。

だから、私は月詠がそう言いたくもなる気持ちが分かります。

もしかしたら、別の意見で、月詠は、銀時が月詠だけのものじゃないのを分かってて、独りよがりに最低だというのがおかしいという人もいるかもしれませんが、月詠の立場を自分に置き換えてみたら、或いは自分の好きなキャラに置き換えてみたらどうでしょうか。

手に入れられないことを常に突き付けておきながら、気の有る素振りを見せられると期待しちゃうじゃないですか。本心じゃないって思えば悲しくなるじゃないですか。
それに、最低って表現くらいどうだっていうんですか。人間、元々そんな綺麗なもんじゃないでしょw
寧ろ、リアルじゃ、もっとドロドロしてるでしょ。もっと酷い言葉だって使うでしょ。
或いは思うだけで表に出さないようにして。(ネットだとやたらに汚い部分を出す人っているけどねw)
独占欲や嫉妬にも塗れる時なんて、いくらでもあるでしょう。
それと同じことだと思いますけどね。

蛍の言うように、そういう感情はままならないんです。

「吉原の女の心は自由になれないみたいだ」

自分達を皮肉った、切ない台詞だと思いますよ。

いっそ素直になれたらいいのに、蛍は自分が遊女である引け目から、月詠は女を捨てた百華頭領であり、銀時も独占できない男であることを知っているから、心の赴くままに、愛する男に素直になれないんです。心を自由にできないんです。


その後、月詠は蛍を地上へのエレベーターへと導きます。
吉原に尽してくれた遊女を、最後くらい、ただの女として地上でむかえさせてやりたいと。

それに対して、二人の門番(銀時と新八)が世間話を始めます。
吉原に入りたくても入れない男の話を。

ここで蛍の想い人の現在の状況が明らかになります。

彼はやはり、蛍に本気だったんですね。
だから、約束された将来、棟梁の地位も蹴って、蛍との約束を優先した。

職場にもいられなくなって(この理由がやけにリアルで涙をそそる)、独立して必死に働いたものの、蛍を落籍するだけのお金がほしかったんでしょうね、でも、無理がたたって怪我をして、満足に歩けない体になってしまった。
なんか・・・ここまで不幸だと、物語とはいえ、すごく悲しくなるな・・・(苦笑)。

とにかく、そんな窮状ですから、蛍を迎えになどいけません。行ったら、彼女に迷惑をかけてしまう。
だって、そんな自分のために、蛍はお金を稼ごうと、遊女をやめられなくなってしまうかもしれないでしょう。
それをさせたくなかったからこそ頑張っていたのだから、本末転倒ですよ。

でも、彼は諦めきれなかったんですね。

蛍は未だ信じて待っていてくれてるのだろうか、
今も他の男に抱かれているのだろうか、
とにかく、元気にやっているだろうかと・・・・


気になって気になって仕方がなかったから、ただただ思いを募らせて、門の外から吉原を通して、蛍を見ていたのでしょう。

彼としてはどん詰まりの状態だったのですね。

彼女のことを想うなら、いっそ、文でも出して「諦めてくれ」と言えば良かったのに。
でも、それをして終わりにしたくなかったんでしょうね。
だって、蛍の事が心底好きだったから。
彼も蛍同様、往生際悪くも、諦め切れなかったんですね。
似た者同士なのかもしれません。


そこで、エレベーターの故障(これも万事屋の仕事でしょう)が起きますが、幾つかあるうちの一つだけ動く状態なのかな。

多分、その一つ稼働するエレベーターの前に、彼がいるんじゃないかな。
それで地上に出たら、蛍はもう彼と向き合うしかないんです。

ここにきて、蛍自身にきちんと決断させるために、皆は去ろうとします。
それにか細く声をかける蛍。

「皆」って言ってるから、もうきっと、月詠や銀時達が仕組んだことだって分かったんだろうね。
男のことを知らせてくれて、更にチャンスをくれたのだと。

でも、こんな自分が逢ってもいいのかと、迷ったんだと思う。
だから、月詠は「逃げるなよ」と言ったのではないでしょうか。

蛍が箱庭に作った夢・幻は消えました。
蛍は夢から覚め、現実=外の世界を真っ直ぐに見据えなければなりません。

月詠はそれをと言いました。
怖がらなくても、そこに確実に咲いている花があるのだから、勇気を出していってこいと。

まだ蛍は好きだという気持ちを伝えていませんからね。
相手だってそうです。

でも、ここまできたら、言わないといけませんね。
お互い言わなかったせいで、すれ違って、結果、深く傷付いてしまったのだから、今度は二人とも逃げずに、ただただ、好きだと言えばいいんです。
今度こそ幸せになるために。

そりゃあね。この後を思うと100%のハッピーエンドじゃないかもしれませんよ。
だって、仕事どころか歩行も満足にできないような身体なら、生活していくのは大変でしょう。

でも、蛍はもう吉原には戻れません。月詠が戻さないでしょう。
だから、二人で、外の世界で支え合って生きて行くんです。
辛い事があっても、想いの深い二人のことだから、どんな苦難も乗り越えてほしい、きっと乗り越えられると月詠も願ったかもしれません。


さて、この状況のセッティングについては、私は、”蛍の罪状”を決める数日の間に、月詠と万事屋で、相手の状況を調べたりして準備したのだと思います。

もし、月詠が予め男の状況を知っていたら、もっと早い段階で言っていたでしょうしね。
(門の外に毎日通う謎の男については耳にしていたかもしれませんけどね)


そして、ラスト。
銀月で締められるのが、大変美味しい。そして嬉しい♪

吉原の街を眺めながら、酒を飲む銀時と、傍らに立つ月詠。
「・・・ようやく終わったな」の銀時の台詞には、蛍のことも含め、色々の感慨があったでしょう。

特に自分自身のことを思い返すと、婆さんとベッドインしたり、熟女ハンターになったり、知人の女性達の尻を追っかけたり、揚句、近藤とバナナ未遂?までしちゃったんですからねェ。
超黒歴史ですよw
そりゃあ「もうウンザリ」だと、もうあんな目に遭うのはこりごりだと、愚痴も出てくるでしょうよ。

そこで、事件に巻き込んでくれた月詠に対して、嫌味ですね(笑)
「ただでさえ、こっちはいっつもどっかのバカに副流煙まき散らされてるんだからよォ」ってぶちぶち言うんですよw

まあ、銀時の周りには、お登勢、土方、長谷川等の喫煙キャラもいますから、彼の言うバカ=そちらの方を思い出す人もいるかもしれませんが、ここは、話の流れからして、やはり月詠のことでしょう。

そして、惚れたはれた、煙も香もこりごりだ、の後に、すぐに月詠に話を振ってるってことは、たぶん、彼の思い出したドタバタメモリーの中で、月詠とのことを思い出したからなんじゃないかな、と思いました。
だって、散々ハニハニ言って口説いてたしね。今にして思えば、こっ恥ずかしい台詞と行動のオンパレードだったでしょう。

そんなの晒しちゃった自分が悔しくて、月詠に対して嫌味を言ったんじゃないかな(笑)

それに対して、月詠はちょっと切なげな表情で、これで充分だと答えるのです。

(銀時とちょっとラブっぽい雰囲気になれる)春でも、(ラブラブっぽい雰囲気になれない、気持ちの届かない)冬であっても、自分はたまにこうして、銀時の隣りにいられれば幸せなのだと。

これを前段の「銀時は誰のものにもならない」を汲んで読むと、自分はただ、銀時の側に居られれば良い、それ以上は望まない=これで充分だからって取れるんですよね。

更に、自分で毒煙とか言っちゃって、副流煙て言われたから、その返しでしょうね。

そうして、紫煙をふきかけるわけですが、まあ実際にコレやられるとイラっとしますよねw
私、特に嫌煙家なので、喧嘩売ってんのかワレエwになるのですが、銀時もむせながら何してんだと、煙草じゃなくてイライラさせる香じゃないのかと反撃してますね。

でも、銀時は本気で怒ってないんですよ。茶化し返す余裕だってあるんですから。
それに本気で怒ってたら、月詠もあんな笑顔しないですよ。

ちょっとムカプリしてた銀時だって、あの屈託のない笑顔見せられたら、「・・・んっとにしょーもねー女」とか悪態吐くだけだと思いますよ。


そんなわけで、一見、二人の関係が、適度な距離感に収まった感じがするラストであり、空知先生も色々お考えになって、こういった結果を示されたのではないかと思う反面、私のような銀月ファンのとんでもない底力(主にフィルター機能)をまだまだ見誤っておられるのではと思うのでありますよ(ぇ

そう、その”一見”とは表面上だけのことで、実はもっと奥深いものなんだと、

私の中の銀月萌えゴーストがささやく
のですよ(何



この話のテーマはなんでしたっけ?

蛍の切ない恋物語と、月詠の恋の行方(進行形)ですよね。

何かに似てませんかね。
一国傾城編。

鈴蘭と舞蔵、月詠と銀時。

あの時も恋愛が大きな主題でした。

今回もそうでしょう。

蛍と元大工、月詠と銀時。

今話のヒロインは月詠であり、蛍の恋を通して月詠の恋を見せていたんです。

蛍と彼は散々すれ違ってしまったけれど、一貫して想い合っていました。
どちらも素直に相手に告白もできず、後ろめたさや相手を慮ることで、身を引いてばかり。
そんな二人が相愛(おそらく門を出た後)になれたのは、月詠と万事屋の後押しがあったからです。

同じじゃないですかね?

銀時と月詠も。

今は、お互い一歩引いてるだけなんじゃないですかね?

蛍も言ってたじゃないですか。銀時の人となりを聞いて、
「・・・そっか。それはあの人と変わらないロクデナシだ」と。

見世に通いながら手も出さないのに、迎えに来ると約束をする一方で、その実力と人柄によって、外では輝かしい未来を約束されていた男。
自分に対して、何を考えているのか分からない。彼の中の自分のプライオリティが分からない。
女を不安にさせるロクデナシ。

月詠にとって銀時もそうでしょう。
あれだけ自分や周りにカッコいいところを見せながら、結局誰にも靡かない、微妙な距離感を保ってくる男。
何を考えているのか分からない。銀時の中の自分のプライオリティが分からない。
女を不安にさせるロクデナシ。

でも、月詠なりに、彼にとって自分は大切な仲間なのだと、今はそう納得したのでしょう。
だからこそ、自分は傍にいられれば幸せと思ったんでしょう。思おうとしたんでしょう。

銀時に対する「それで十分じゃな~春も冬も~」はその気持ちから出た言葉でしょう。


しかし、その月詠の認識は果たして、銀時にとっては本意なのでしょうか。


「銀時は誰のものでもない」は周囲から見た客観的評価かもしれませんが、彼自身はそれを望んでいるのでしょうか。
周りが彼をほっておかなくて、彼を特別視しているのは事実だとしても、彼自身は自ら、一生一人の女を愛すようなことはないと決意表明でもしたでしょうか。

そういえば、愛染明王に対して「同じ花魁(おんな)とは寝ない」なんて言ってたけど、花魁限定だし、あの場での挑発・発破ですよね。
つまり、「俺はこれからも特定の恋人を作らない」宣言はしてないですよね?

だから、あくまで月詠だけの解釈なんです。(他のガールズも同じ意見かもしれませんけどね)
あくまで、月詠のみがそう認識して、一歩身を引いているだけなのです。

一方、改めて銀時の言動を見てみましょう。
「ただでさえ、こっちはいっつもどっかのバカに副流煙まき散らされてるんだからよォ」

つまり、銀時は「自分はいつも月詠の煙がかかるような距離にいる」って言ってるんですよ。
なんで、そんなこと言うかって、銀時自身がそう思ってるからでしょう。
いっつも傍にいる(つもりだ)ってこと、実はサラっと伝えてるんですよ、自分から。

勿論、銀時は仲間思いですから、自分と近しい仲間にはそういった台詞は吐くかもしれません。
でも、ここで大事なのは、この物語(銀時自身の記憶)を通しての台詞だということです。

彼は、件の香やら煙やらで、自ら惚れたはれたを演じてたでしょう。
それは、彼が今にして思えば、普段の自分らしからぬ振る舞いで、隣りの月詠に対しては特にひどかった(笑)もんだから、照れくさいんだか、こっぱずかしいんだかで、我が行為ながら、いたたまれない気持ちなんでしょう。

だから、うんざり(する程、惚れた腫れたを演じたからもういい)と言うものの、起きた事実に対して、後悔も否定もしてないんですよ。
月詠に対して、「あの時の俺は俺じゃなかった」「あの時の世迷言は薬のせいだから忘れろよ」といった弁明もしてない。

何で否定しないのか。

本人に否定する積りが無かったからじゃないですか?
その理由は、特別の好意が無くても、わざわざ打ち消す程のことでもないからか。
或いは、実は嘘じゃなかったので、敢えて否定する必要は無かったからか。

もし、今後、相手の誤解を招きたくなければ=相手にその気になられると困るなら、否定すればいいんです。
特に銀時は、こういうことに関し、六股編で懲りてたはずでしょう?
でも、誤解じゃなかったら、相手にそう思ってもらっても構わなかったら、否定はしないか、「あれは本気だったから」と更に釈明します。

銀時はどちらの気持ちだったのでしょうね。

私は思うに、銀時自身も月詠との距離感を測りかねてるんじゃないかなあと。
ガチチェリーでも反応してたし、今までのお話だって、月詠のことは外見込みで気に入ってるみたいだし、なんかちょこちょこ吉原に通って来てるじゃないですか。今だって。
気になる存在ではあると思うんですよねえ。

今回の騒動だって、月詠の様子が変だったのも、本人の口から聞かずとも、香のせいだったのではと、今なら推測できたでしょう。つまり、銀時にとっても、月詠の真意は不明なんです。あれは薬のせいだったんだろうなあと。

月詠が薬のせいで銀時がああだったんだと思う一方で、銀時もまた月詠は・・・と思ってたらどうですかね。

何も言えないですよね(笑
お互い素でも密かに意識してたら、尚更。

だから、その時のことに対して今更言っても、変な傷口(黒歴史)を広げるようなものだから、敢えて触れずに、銀時は素の状態で、自分の言葉で言ったんじゃないかな。

銀時は、惚れたはれたとか(一生分w)やっちゃったから、もううんざりだと。
ただでさえでも=この惚れ薬騒動前から、いっつも月詠(の煙)に当てられてるんだから、ってね。

もっと深読みしてみましょうか(笑)
つまり、惚れ薬の煙に巻かれなくても、普段からとっくに月詠の煙に巻かれてるって彼は言ってるんですよ。
(もし、恋愛感情無く無意識にいってるなら、大したジゴロですよw)

月詠に対しては薬の効果もあって、特に情熱的に口説いてましたが、「本命にはうまいこと言えない」とも言ってましたね。
あれは押して引く駆け引きの技だけじゃなくて、彼の本心だったとしたら?

銀時も大概ひねくれてるから、素直に言えないんですよ。言っても、茶化すか冗談に紛れさせてしまう。
現に、月詠は自分自身の解釈でケリを付けてしまって、銀時のそれに気付かず、「たまにでいい」なんて言っちゃったじゃないですか。

でも、そんな二人のあり様が、毎晩通うくせに、酒で紛らわせて手を出さずに純愛貫いちゃった、どこぞの元大工と、それに対して、逢えるだけで喜んでた遊女を彷彿とさせますよ。私には。

銀時は元大工みたいに真面目で純情(ピュア)じゃないけど(爆)、本命には一途で奥手だと思うし、とにかく愛情表現が下手そうだしね。
女をひっそり守ってるくせに、俺は守ってない!って言い張るタイプですよ、面倒くせえw
でも、バカ正直で、自分の本心や欲望(笑)には忠実なんだよね。要は我侭で欲張りなんだ。

月詠に対してやった数々のアピールを否定しないどころか、寧ろ、いつものお前の煙のがうっとおしいからなんて憎まれ口叩いてさw
好きな娘に構ってくれと言わんばかりじゃないの?

あー我ながらすげえ分厚いフィルターだなw
ああ勿論、この辺の台詞について、銀時が単なる皮肉や冗談として言ったって見方もできますよね。
受け取り方は人それぞれですから。


とにかく、こんなふうに銀時が分かりづらい愛情表現をするせいもあって、月詠も気付かないんですよ。
元々、控えめな性格もあって、彼女なりに彼を大切にしようと思う気持ちから(あるいは余計な期待はしないでおこうという臆病な気持ち)、今の状態で良いって満足しちゃったんです。

すれ違ってるよね(笑)

どっかの遊女と元大工みたいに、遠回りしてる。

って私は読めちゃいました。銀月色眼鏡的に(笑)
(二人には蛍や彼氏のことを教訓に、暴走したりボロボロになる前にくっついてほしいものですが)


でも、月詠は銀時の側にいられることが幸せってストレートに言ったよね。
これだけでも大きな進歩だったと思う。

誰かに指摘されると猛烈に否定するけど(笑)、素直じゃないだけで、もう銀時のことは好きって自覚したんだろうなって、私は娘のいる母のような微笑ましい気持ちになりましたよww

そうやって考えると、銀時の返しがまた更に妄想膨らむんですよ。
可愛いあの子に「春でも冬でも=いつでも、そばにいられるだけで幸せ」なんて言われたら、照れるジャマイカ。

そんな照れ隠しもあって、イライラとかDJとか言って、誤魔化してるのもあるんじゃないかなとw

こんな風に、銀時は自分の言動に、月詠は自分の心に、素直じゃないこと、お互いしてるから、もだもだなんだなあって思ったですよw
(月詠は空気読みすぎて自分の気持ちにブレーキかけちゃってるし、銀時は臆病で鈍感)

言葉では、直訳すると「いつもお前の傍にいるし」「貴方の隣りに居るのが幸せ」なんて、こっちが照れくさくなりそうな程の睦言を言い合ってるのにねw

なんだ、このいつまでたっても片付かなそうな、もだもだかっぷるはw


とりあえず、この時の銀時と月詠の距離感、これまでの日常パートの中でも、めっさ近かったと思うなあ。

あと、シチュ的に大事ですよ。
銀時と月詠が、ごく自然に二人きりでいることが。
(場所も店先とかじゃない、わざわざ屋内に移動した所だしね)

銀時が一人酒してる所へ月詠が現れても良し、
月詠が風景を眺めている所へ、銀時がふらりと酒を片手に現れても良し。

この二人が、”肩を寄せ合いながら、仲良く一緒に窓辺に行く”様は想像できませんので(笑)、そうでなくって、どちらからともなく、二人、お互いの傍へ寄っていったんですよ。
それを嫌とも思ってない。ごく自然にね。
(リラックスタイムに、わざわざ嫌いな相手に近寄るわけないでしょうw)

なんだかなあ。

ほんと、もっとお互い分かり易く素直になって、ちゃんと矢印かみ合わせて=両想いになって結婚してくれよって思うよ・・w


てなわけで長くなってしまいましたが、愛染香篇、私的には色々妄想できて、大変美味しいお話でございました。

ただ、銀時に月詠へ言ってほしい愛の決め台詞ランキング上位は、あらかた大判振る舞いby空知大明神いただけましたので、これらを超える愛の言葉が出るシチュが今後出てくるものかと考えると、非常に難しいと思ってますので、楽しめた反面、これで最後なのかなーなんて思って、ちと寂しい気持ちにもなりますが、なんか回を追うごとに、二人の距離は順調に縮まってるように思えるのは確かなので、オネエさん嬉しいです。

今回だって、正に月詠と銀時の恋愛について用意されたお話だったしね!
最終話のタイトルも「春も冬も」だもの。月詠の台詞から来たものですよね。
彼女も「たまに」なんて言ってるけど、結局、厳しい時もぬくい時も=どんな時もってことでしょう。
彼女の一途さが良く伝わってきますよ。

更に、近藤とお妙の二人の関係もブレなかったしね。

空知先生の中で、銀時と月詠、近藤とお妙で、もしかしたら(うっすらCPを)決めてるのかな~なんて、ちらっと思いましたよ。

まあそれは私が両カプが好きだからこその意見、願望なんでしょうが。


取り敢えず、もうすぐ500回ですか。
また当面、月詠は出ないかな。

でも、フィギュア発売の8月頃、また出てくれそうな気がするなあ。
あぁ商売なんだから、拡販大事ですからね。全然おっけーです(笑)

さてさて、ずいぶんと調子こいて長くなってしまいました。(溜まってたんだなあ、と我ながらw)
ここまでお読みくださった方に心より感謝申し上げますm(_ _)m
ありがとうございました。

来週、というか、次回の月詠の出番が楽しみです(笑)
わくてか。
 
 
Category : 銀魂
Posted by 染衣よしの on  | 
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